お水取り

お水取りは、吉方位の神社や仏閣やパワースポットの清浄な水を飲むことで開運する方法です。

方災の苦しみを取り除く方法としても知られています。

最大吉方位

お水取りの吉方位は、九星方位盤(年盤・月盤・日盤・時盤)を使って判断します。

この記事では、最大吉方位を見つける方法を解説します。

この方法ならば、素人でも簡単にお水取りの方位を見つけられるからです。

 

最大吉方位とは、年盤と月盤と日盤と時盤の九星の配置が一致する時の吉方位のことです。

4つの方位盤の吉方位が重なることになるので、吉の力が特に強くなります。

 

最大吉方位は、以下の5つの手順で見つけることができます。

なお、各項の事例では、1975年生まれの人が2017年にお水取りをする例を紹介します。

(1)自分の本命星を知る

まず、下の表から、自分の生まれた年(西暦)の本命星を調べます。

※お水取りは、自分の本命星の運気を高めてくれる方位を選びます。

【事例】

1975年生まれの人の本命星は、上の表から、七赤金星だとわかります。

(2)月日を選ぶ

毎年発行されている暦の本を見て、年盤・月盤・日盤の九星の配置が一致する日を探します。

※手元に暦の本が無い場合、カシオの九星計算と九星カレンダーを使うと便利です。

九星計算

https://keisan.casio.jp/exec/system/1207304031

九星カレンダー

https://keisan.casio.jp/exec/system/1189947646

※時盤も一致する必要がありますが、これについては(5)で解説します。

 

【事例】

2017年の年盤の中宮には一白水星が回座しています。

月盤で、一白水星が中宮に回座するのは9月です。

9月のカレンダーを見ると、12日と21日と30日が「一白日」となっているので、この3日がお水取りの候補日になります。

※9月1日から一白月が始まるわけではありません。お水取りの月を探すときは、「節入り」がいつなのか確認してください。

(3)凶方位を除外する

以下の凶方位を、お水取りの方位から除外します。

五黄殺:五黄土星が回座する方位。

暗剣殺:五黄殺の反対の方位。

本命殺:本命星が回座する方位。

本命的殺:本命殺の反対の方位。

歳破:年の十二支の反対の方位。

月破:月の十二支の反対の方位。

日破:日の十二支の反対の方位。

時破:時の十二支の反対の方位。

五黄殺・暗剣殺・本命殺・本命的殺は、九星方位盤を見て、方位を特定します。

歳破・月破・日破は、暦の本(カレンダー)に載っている年月日の干支を参考にします。

※暦の本が手元にない場合、カシオの九星カレンダー(無料)が便利です。干支もチェックできます。

 

十二支方位は、子が北、丑と寅が北東、卯が東、辰と巳が南東、午が南、未と申が南西、酉が西、戌と亥が北西です。

たとえば、申年の歳破は、南西の反対側の北東になります。

※時破については(5)で説明します。

【事例】

七赤金星の人が、2017年9月12日に、お砂取りをする場合の凶方位は以下の通りです。

・五黄殺:南

・暗剣殺:北

・本命殺:南西

・本命的殺:北東

・歳破:東(酉年)

・月破:東(酉月)

・日破:南西(寅日)

この時点で、5つの方位がお水取りから除外されました。

(4)本命星との相性から吉方位を選ぶ

以下の表を参考に、自分の本命星と相性の良い吉方位を選びます。

※詳しい解説は省きますが、五行思想の相生・比和・相剋から吉凶が判断されています。

【事例】

(3)で除外された凶方位については検討する必要はないので、南東、西、北西について、七赤金星との相性を判断します。

上の表の七赤金星の欄を見ると、九紫火星が回座する南東と、三碧木星が回座する西は、凶方位なので、お水取りの方位から除外します。

北西に回座する二黒土星だけが吉方位になります。

この時点で、2017年9月12日の吉方位の候補は北西だけになります。

(5)時刻を検討する

最後に、以下の表からお砂取りの時刻を検討します。

時刻の九星は、日の十二支によって異なります。

日破を特定する際に調べた、日の十二支を手がかりにして、年盤・月盤・日盤・時盤が一致するような九星の時刻を調べます。

※隠遁は冬至から夏至まで、隠遁は夏至から冬至までの期間。

 

さらに、時破(時の十二支の反対側)の凶方位をチェックして、(4)の吉方位と重ならないかチェックします。

 

以上、(1)から(5)の手順により、残った吉方位が、お砂取りの方位になります。

 

【事例】

2017年9月12日は隠遁中の寅の日で、年盤・月盤・日盤の中宮には一白水星が回座しています。

時盤の中宮が一白水星になるのは、上の表から、寅の時刻(午前3時から午前5時)と亥の時刻(午後9時から午後11時)だとわかります。

寅の時刻の時破は南西、亥の時刻の時破は南東なので、(4)で選んだ北西の吉方位に影響はありません。

つまり、七赤金星生まれの人は、2017年9月12日の午前3時から午前5時または午後9時から午後11時に北西の方位で、お水取りをするのが良いと言えます。

※この事例の場合、お水取りの時間が早朝と夜になってしまったので、他の日を検討してもよいかもしれません。

おわりに

今回の記事では、年盤・月盤・日盤・時盤が一致するという特殊な吉方位の見つけ方を紹介しました。

この方法なら、素人でも簡単に、お水取りの方位が見つかると考えたからです。

しかし、実際は年盤・月盤・日盤・時盤が一致していなくても、凶方位を避けて吉方位を選ぶという原則に従えば、お水取りの方位を見つけることができます。

これついては、別の機会にまとめようと思っています。

補足

今回の記事では、細かな鑑定方法や諸流派の見解ついては述べませんでした。

しかし、「吉神凶殺」「土用」「水火殺」「八方塞がり」など、流派によって細かな規則があるのでご注意ください。

ちなみに、私が所有している肉筆の古文書『水蒔砂蒔之秘法』には、50日連続でお砂取り(お水取り)をするという修行方法が書かれています。これについては過去の記事を参考にしてください。

→ 水蒔砂蒔之秘法

江戸時代のお砂取り(土砂蒔きの古法)については、松浦流の秘伝書が参考になります。これについても過去に記事を書いたので参考にしてください。

→ 松浦越後の土砂蒔之法